マイナンバーカード受け取り時の注意点

2020/6/28にスマホマイナンバーカード申請をしてから1か月と8日。

ようやく役所の戸籍住民課から封書が届きました。

電話で確認した際は1か月半くらい掛かると言っていたので、少し早い印象です。

受け取りは事前予約制

大抵の地域は受け取りに予約が必要なようです。実際にわが地域も電話予約が必要とのことでした。基本的には平日の受け取りとなりますが、休日に臨時交付窓口を設けている役所もあります。こちらも予約が必要です。

受け取りに必要な書類

受け取りは原則本人が行うことになります。病気や体の障害などの理由の場合に限り代理人に委任できます。

ここでは本人が受け取ることを想定してお話をしていきます。

  1. 交付通知書兼照会書(同封されていたはがき)
  2. マイナンバーが記載されていた通知カード(申請時に使ったもの)
  3. 本人確認書類
  4. 住民基本台帳カード(持っている人のみ返納)
  5. カード型の印鑑登録証(マイナンバーカードで印鑑登録証明書を取りたい方は返納)

注意点

持っていた通知カードは返納することになります。同じく、住基カードも内容が重複するため返納になります。

 

印鑑登録証(カード)は、今後どのように印鑑証明書を取得するか、本人が決定します。マイナンバーカードで発行したい人は返納になりますが、本人以外が印鑑登録証明書を取得することは出来なくなります。今後、代理人に印鑑証明書を取得してもらう可能性がある場合は、カードは残しておいた方がよいかもしれません。

 

紛失などで再交付する場合は、警察署から発行された紛失届と手数料が必要になります。

4つの暗証番号

一番面倒に感じた点は、暗証番号が4つ必要な点です。

交付通知のはがきの裏に必要事項を記入して持参しますが、住所氏名だけではなく、

  • 署名用電子証明書暗証番号(英数字6文字以上16文字以下・英字は大文字で英字と数字をそれぞれ1つ以上入れる)
  • 利用者証明用電子証明書暗証番号(数字4桁)
  • 住民基本台帳用暗証番号(数字4桁)
  • 券面事項入力補助用暗証番号(数字4桁)

以上4つの暗証番号が必要です。数字4桁の暗証番号3つは同じ番号でも可能ですが、どの暗証番号も3回間違えてしまうとロックが掛かり、役所でのパスワードの初期化が必要になります。忘れないようにしましょう。

いつ使うパスワードなのか?

署名用電子証明書の暗証番号は、e-Taxなどインターネット上で電子申請を行う際に必要です。使用することで本人が作成して送信したことを証明出来ます。

 

利用者証明用電子証明書の暗証番号は、マイナポータルのログイン時や、コンビニで各種証明書を交付する際に使用します。使用することでログイン者が本人であることを証明出来ます。

 

住民基本台帳用の暗証番号は、転入手続きや住所氏名の変更手続きなどに使用します。主に役所で手続きをする際に必要になります。

 

券面事項入力補助用の暗証番号は、マイナンバーカードに記載されている、氏名・住所・生年月日・性別を読み取るためのパスワードです。e-Tax利用時などに入力が必要になります。

 

将来、民間のオンラインバンキングとの紐づけも考えているようですが、対応はまだ先になるようです。

注意点

署名用電子証明書は、引っ越しや結婚などで住所氏名が変更になると、自動的に失効するので、役所の戸籍課で改めて手続きが必要です。

 

最後に

最低2つのパスワードを考えればよいですが、誕生日などすぐに推測されるパスワードは避けましょう。

 

申請方法はこちらの記事でどうぞ♪ 

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